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全日本管楽コンクールのレベルは?2023年の入賞者の結果をチェック!

全日本管楽コンクールのレベルは?2023年の入賞者の結果をチェック!

全日本管楽コンクールは、公平性や透明性を追求し、オンライン×ホールという新しい審査方法を採用した全国規模の管楽コンクール。

全日本管楽コンクールはレベルの高い人しか出られない?

と気になっているかもしれませんが、そんなことはありません。

 

さすがに、初心者レベルの演奏だと応募しても入選を目指せませんが、

  • フルートやオーボエ、クラリネット、サックスを教室で習ってる
  • フルートやオーボエ、クラリネット、サックスを教室で教えてる

という生徒から先生まで、幅広いレベルで応募できる全国規模の管楽コンクールです。

 

この記事では、全日本管楽コンクールの入賞者のレベルや2023年の結果、審査員、エントリー方法などを紹介していきます。

「2024年の全日本管楽コンクールに応募するか迷ってる」という場合は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

先に公式サイトで詳細をチェックしたい場合はこちら。

※このブログからの申し込みは終了しました。

 

 

全日本管楽コンクールの入賞者のレベル

全日本管楽コンクールの入賞者のレベル

「全日本管楽コンクールの入賞者の演奏レベルはどれくらい?」

と気になると思いますので、ここでは2023年全国大会の入賞者の演奏を紹介していきます。

 

部門によって順位の呼び方が違うのですが、金賞や1位など最高順位を獲得した入賞者の演奏をピックアップします。

全日本管楽コンクールの入賞者のレベルは言葉で説明するよりも、映像と音で判断した方が分かりやすいですからね。

 

小学生部門【金賞】 大久保彩絢さん

  • 楽器:フルート
  • 楽曲:フルートソナタ「パンの笛」Op.15 第1楽章
  • 作曲者:ムーケ

 

小学生部門【金賞】 吉田裕軌音さん

  • 楽器:フルート
  • 楽曲:Fantasie On Wings of Song 「歌の翼」による幻想曲
  • 作曲者:シュティックメスト

 

中学生部門【金賞】 西村彩花さん

  • 楽器:フルート
  • 楽曲:ファンタジー・メランコリック
  • 作曲者:M.A.ライヒェルト

 

中学生部門【金賞】 石川結麻さん

  • 楽器:フルート
  • 楽曲:グランドソロ 第13番 Op.96
  • 作曲者:J.Lトゥルー

 

中学生部門【金賞】 藤野ことのさん

  • 楽器:クラリネット
  • 楽曲:コダーイのオマージュ
  • 作曲者:コヴァ―チ

 

高校生部門【1位】 奈良彩葉さん

  • 楽器:オーボエ
  • 楽曲:オーボエのための6つの練習曲 第1曲、第5曲
  • 作曲者:シルヴェストリー二

 

大学生・院生部門【1位】 加藤大智さん

  • 楽器:クラリネット
  • 楽曲:ファンタジー
  • 作曲者:ヴィトマン

 

一般部門【金賞】 小山功起さん

  • 楽器:フルート
  • 楽曲:30のカプリスOp.107 第30番 シャコンヌ
  • 作曲者:カルク=エラート

 

一般部門【金賞】 田畑茜さん

  • 楽器:クラリネット
  • 楽曲:バスクラリネットのためのソナタ 第1楽章、第2楽章より
  • 作曲者:ゲンツマー

 

一般部門【金賞】 中川将吾さん

  • 楽器:フルート
  • 楽曲:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ト長調 BWV1001 第1楽章、第4楽章
  • 作曲者:J.Sバッハ

 

一般プロ部門【1位】 荒木香奈さん

  • 楽器:クラリネット
  • 楽曲:序章とロンドOp.72
  • 作曲者:ヴィドール

 

「全日本管楽コンクールの入賞者のレベルは大体分かったからチャレンジしたい!」という場合は、公式サイトから申し込みできます。

 

※このブログからの申し込みは終了しました。

チャレンジ!

 

2023年の結果!全日本管楽コンクールの入賞者

ここでは、2023年の全日本管楽コンクールの予選結果と全国大会の結果を簡単に紹介します。

  • 何人くらいが予選を通過できて全国大会に出られるの?
  • 奨励賞をもらえるのは何人くらいなの?

と気になる場合はチェックしてみてください。

 

2023年の予選結果!奨励賞と入選は何人?

2023年の全日本管楽コンクールの予選結果を部門別に入選と奨励賞の数を集計したので紹介します。

ちなみに、予選の結果で「入選」された方のみが全国大会にエントリーできます。

部門入選奨励賞
小学生部門31
中学生部門106
高校生部門1311
大学生・院生部門169
一般部門1510
一般プロ部門107

 

2023年の全国大会結果!部門別の順位を発表

2023年の全日本管楽コンクールの全国大会(本選)の結果を部門別に表にまとめたので紹介します。

 

小学生部門

順位氏名楽器楽曲作曲者
金賞吉田 裕軌音フルートFantasie On Wings of Song 「歌の翼」による幻想曲シュテックメスト
金賞大久保 彩絢フルートフルートソナタ「パンの笛」 Op.15 第1楽章ムーケ
銀賞間杉 仰夕フルート歌の翼にメンデルスゾーン

 

中学生部門

順位氏名楽器楽曲作曲者
金賞藤野 ことのクラリネットコダーイのオマージュコヴァーチ
金賞石川 結麻フルートグランドソロ 第13番 Op.96J.L トゥルー
金賞西村 彩花フルートファンタジー・メランコリックM.A.ライヒェルト
銀賞堀之内 真唯オーボエオーボエソナタ ハ長調 第1楽章、第2楽章J.B.ルイエ
銀賞川下 莉紗クラリネットバラードE.ボザ
銀賞藤谷 香那クラリネットソロ・ド・コンクールメサジェ
銅賞唐牛 衣月フルートナイチンゲールドンジョン
銅賞藤澤 茉里クラリネットクラリネットとピアノのための二重奏曲 変ホ長調 Op.15 第2楽章、第3楽章ブルグミュラー
銅賞富田 梨花クラリネットチャルダッシュモンティ
銅賞權 莉沙フルートルーマニア民俗舞曲バルトーク

 

高校生部門

順位氏名楽器楽曲作曲者
1位奈良 彩葉オーボエオーボエのための6つの練習曲 第1曲、第5曲シルヴェストリーニ
2位田口 双葉フルートバラードマルタン
3位菊地 愛佳クラリネット序章とロンド Op.72ヴィドール
4位髙須 蘭フルートバラード Op.288ライネッケ
5位小圷 和華フルートアンダンテ・パストラールとスケルツェッティーノタファネル
5位船井 妃華クラリネット4つの個性的な小品 第1楽章、第4楽章W.ハールストーン
7位川野 玲美フルートカンタービレとプレストジョルジュ・エネスコ
8位立石 鈴オーボエオーボエ協奏曲 ハ長調 Hob VIIg:C1 第1楽章ハイドン
奨励賞斎藤 穂乃香クラリネット序奏とロンド Op.72ヴィドール
奨励賞白土 陽彩フルート「魔弾の射手」によるファンタジータファネル
奨励賞亀田 尚大フルートフルート協奏曲 ト長調 Op.29 第1楽章シュターミッツ
奨励賞小野 愛純クラリネットクラリネット協奏曲 第1番 ヘ短調 Op.73 第3楽章ウェーバー
奨励賞澤田 日菜クラリネットルーマニア民俗舞曲バルトーク

 

大学生部門

順位氏名楽器楽曲作曲者
1位加藤 大智クラリネットファンタジーヴィドマン
2位村上 小夏フルートアグレスティード Op. 44E.ボザ
3位田中 絵梨香オーボエカプリッチョポンキエッリ
4位小野 千夏クラリネットレゲンデとディヴェルティスマンコルリー
5位千葉 真優フルートソナタ Op.14 第3楽章、第4楽章ロバート=ムチンスキー
6位杉田 理音フルート羽高 フルートのための有田 正広
6位村上 立樹オーボエオーボエとピアノのためのソナチネ Op.337ミヨー
8位枝原 美嬉フルートバラードと空気の精の踊り Op.5アンデルセン
奨励賞楠元 敬士郎オーボエオーボエとピアノのためのソナタ 第1楽章、第2楽章アンリ・デュティユー
奨励賞金子 麗奈クラリネットラプソディミルッチオ
奨励賞大村 優沙フルートフルート協奏曲 ニ長調 Op.283 第1楽章ライネッケ
奨励賞勝又 美紀オーボエカプリッチョポンキエッリ
奨励賞中原 蓮クラリネットカルメン幻想曲 Op.25サラサーテ
奨励賞菅原 郁弥オーボエカプリッチョポンキエッリ
奨励賞佐藤 花クラリネット物語と即興曲ドートゥルメール
奨励賞飯ヶ谷 翔子フルートカンタービレとプレストジョルジュ・エネスコ

 

一般部門

順位氏名楽器楽曲作曲者
金賞小山 功起フルート30のカプリス Op.107 第30番 シャコンヌカルク=エラート
金賞田畑 茜クラリネットバスクラリネットのためのソナタ 第1楽章、第2楽章よりゲンツマー
金賞中川 将吾フルート無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ト短調 BWV1001 第1楽章、第4楽章J.S バッハ
銀賞北岡 佑弥クラリネットイントロダクション アンダンテ イ ダンサフリアン・メネンデス
銀賞齊藤 誠フルートフルート協奏曲 Op.30b 第1楽章(カットあり)尾高尚忠
銀賞小貫 美咲クラリネットラプソディミルッチョ
銅賞小向 未奈フルート30のカプリス Op.107 第30番 シャコンヌカルク=エラート
銅賞内山 陽太フルートチャルダッシュモンティ
銅賞馬立 稔之クラリネットデュオ・コンチェルタントミヨー
銅賞味村 和代フルートメロディノブロ
奨励賞竹内 亜希子オーボエ無伴奏フルートのための12のファンタジー 第2番 イ短調テレマン
奨励賞小栗 京子フルートフルートソナタ「ウンディーネ」Op.167 第4楽章ライネッケ
奨励賞山本 春花フルート牝山羊の踊りオネゲル
奨励賞平山 博通クラリネットクラリネットソナタ 変ロ長調P.ヒンデミット

 

一般プロ部門

順位氏名楽器楽曲作曲者
1位荒木 香奈クラリネット序章とロンド Op.72ヴィドール
2位臼井 源太フルートカルメン幻想曲フランソワ・ボルヌ
3位岡本 雄貴オーボエ3つのロマンス op.22クララ・シューマン
4位佐々木 聖子クラリネットソロ・ドゥ・コンクール Op.10アンリ・ラボー
5位伊敷 美希クラリネットクラリネット・ソナタ 第2番 Op.120-2 変ホ長調 第1楽章ブラームス
6位松浦 彩夏オーボエソロ・ド・コンクール 第1番 Op.33チャールズ・コラン
6位上村 結衣クラリネットクラリネットとピアノのためのソナチネ 第1楽章、第3楽章マルコム・アーノルド
8位花城 真理子オーボエ3つのロマンス Op.94 第2楽章 Einfach,inning、第3楽章 Nicht schnellシューマン

 

全日本管楽コンクールの審査員はレベルが高い

全日本管楽コンクールでは、十分な指導・演奏経験を積んだレベルの高い審査員が揃っています。

プロの管楽器指導者や演奏者として活躍している方々が、予選から本選(全国大会)の審査をします。

 

一例を挙げると、

  • 東京藝術大学音楽学部首席卒業、群馬交響楽団クラリネット奏者
  • 大阪音楽大学卒業後、京都市交響楽団首席奏者
  • 東京藝術大学最優秀成績卒業、群馬交響楽団クラリネット奏者
  • 東京藝術大学入学、日本木管コンクール優勝、京都市交響楽団副首席フルート奏者
  • 桐朋学園大学卒業、日本フィルハーモニー交響楽団フルート奏者

などなど。

 

現時点で名前が挙がっているのは以下の審査員です。(敬称略)

  • 高子由佳(たかしゆか)
  • 高山郁子(たかやまいくこ)
  • 中川佳子(なかがわよしこ)
  • 中山 亜津紗
  • 難波薫(なんばかおる)
  • 吉田智晴(よしだともはる)
  • 中村克己
  • 泉 真由
  • 糸井裕美子 (いといゆみこ)
  • 伊藤優里(いとうゆり)
  • 大浦 綾子

 

全日本管楽コンクールの公式サイトには各審査員の詳しい経歴が掲載されています。

⇒全日本管楽コンクールの公式サイト

 

【2024】全日本管楽コンクールの概要

コンクール名 全日本管楽コンクール
主催 一般社団法人 日本音楽協会(音協)
協賛 スガナミ楽器
協力 全日本ピアノコンクール・プロの撮影・株式会社フーフー
対象楽器
  • フルート
  • オーボエ
  • クラリネット
  • サックス
部門
  • 小学生部門
  • 中学生部門
  • 高校生部門
  • 大学生・院生部門
  • 一般アマチュア部門(U30、U55、O56)
  • 一般プロ部門(U30、U55、O56)
地区大会エントリー締め切り 2024年1月31日
地区大会結果発表 2024年2月10日(土)17時予定
ブロック大会エントリー期間 2024年2月10日~2024年2月28日
ブロック大会結果発表 2024年3月9日(土)17時予定
公式サイト 全日本管楽コンクール公式サイト

 

全日本管楽コンクールの趣旨

  • 管楽器学習者および指導者の学習・研究の一つの目標となること
  • 音楽文化の全国的な普及
  • 優れた音楽的才能の発掘・育成
  • 音楽コンクールの可能性への追求

 

全日本管楽コンクールの特徴

公平性や透明性を追求し、オンライン×ホールという新しい審査方法を採用した全日本管楽コンクールは、以下の3つの特徴があります。

  • 演奏順の有利不利がない映像審査
  • 偏りのない審査
  • 審査員に求められる責任

それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。

 

演奏順の有利不利がない映像審査

1回限りの対面審査だと、最初の演奏者の点数が低くなったり、レベルの高い演奏者の後の演奏者の点数が低くなることも考えられます。

演奏順によって、審査員の聴き疲れや比較審査の影響を受ける可能性があるため、公平な評価が難しくなることがあるからです。

一方で、全日本管楽コンクールのように何度も繰り返し視聴できる映像審査なら、演奏順の有利不利が出ないメリットがあります。

審査員は演奏を詳細に分析し、個別の演奏をじっくりと比較することができます。

 

偏りのない審査

全日本管楽コンクールでは業界の最前線で活躍する複数の審査員が、多岐にわたる経験と専門知識を持ち寄り、公平な審査を実施します。

異なる視点や専門性を持つ審査員が集まることで、個人の嗜好や偏りをなくし、優れた才能や技術を持つ演奏者が公正に評価される機会が提供されます。

 

審査員に求められる責任

審査内容をWebサイトに公表することにより、審査員にはこれまで以上に評価への信ぴょう性や責任が求められることになります。

全日本管楽コンクールの審査員は多岐にわたる応募作品や候補者を公正に評価する責任があるため、応募者に対して公平な評価を行う必要があります。

公開されない審査内容は、審査の透明性や公平性に対する信頼を低下させ、不信感や不公正との疑念を生じさせる可能性があります。

 

演奏できる管楽器は4種類

全日本管楽コンクールでは4種類の管楽器を使用

全日本管楽コンクールで演奏できる管楽器は、

  • フルート
  • オーボエ
  • クラリネット
  • サックス

の4種類。

2024年大会からサックスが加わって4種類になりました。

 

演奏できるフルートの種類

  • E♭(エス)クラリネット
  • B♭(ベー)クラリネット
  • A(アー)クラリネット
  • アルトクラリネット
  • バスクラリネット
  • コントラバスクラリネット

 

 

演奏できるオーボエの種類

  • オーボエ・ダモーレ
  • バス・オーボエ
  • イングリッシュホルン

 

演奏できるクラリネットの種類

  • ピッコロ
  • アルトフルート
  • バスフルート
  • ソプラノフルート
  • トレブルフルート
  • フルートダモーレ
  • フラウト・トラヴェルソ
  • シュヴェードラーフルート

 

演奏できるサックスの種類

2024年から全日本管楽コンクールで演奏できる楽器に加わったサックスの種類は、まだ公式サイトでは発表されていません。

おそらく、一般的な以下のサックスで演奏できるのではないかと思われます。

  • ソプラノ
  • アルト
  • テナー
  • バリトン

 

エントリーできる部門は10種類

全日本管楽コンクールでエントリーできる部門は以下の10種類です。

部門 参加対象
小学生部門 小学生
中学生部門 中学生
高校生部門 高校生
大学生・院生部門 短大を含む音楽大学に在籍している大学生・大学院生
一般U30 18歳以上30歳以下で、音楽大学に在籍または卒業しておらず、音楽の演奏や指導の仕事に従事していない
一般U55 31歳以上55歳以下で、音楽大学に在籍または卒業しておらず、音楽の演奏や指導の仕事に従事していない
一般O56 56歳以上で、音楽大学に在籍または卒業しておらず、音楽の演奏や指導の仕事に従事していない
一般プロU30 18歳以上30歳以下で、短大を含む音楽大学を卒業、もしくは現在音楽の演奏や指導の仕事に従事
一般プロU55 31歳以上55歳以下で、短大を含む音楽大学を卒業、もしくは現在音楽の演奏や指導の仕事に従事
一般プロO56 56歳以上で、短大を含む音楽大学を卒業、もしくは現在音楽の演奏や指導の仕事に従事

 

エントリー部門の注意点

  • 音楽大学に在籍していない大学生はアマチュアU30に該当します。
  • 浪人生は一般アマチュア部門です。
  • 音楽大学器楽科専攻卒業は一般プロのみエントリー可能
  • 音大ではない一般大学を卒業している場合でも、講師や演奏で報酬を得ている場合は、一般プロのみエントリー可能

 

エントリー部門の表彰

部門 入賞
小学生部門 金賞・銀賞・銅賞・奨励賞
中学生部門 金賞・銀賞・銅賞・奨励賞
高校生部門 1位~8位・奨励賞
大学生・院生部門 1位~8位・奨励賞
一般アマチュア部門 1位~8位・奨励賞
一般プロ部門 1位~8位・奨励賞

※奨励賞は各部門若干名になります。

 

予選(地区大会・ブロック大会)と全国大会の日程

全日本管楽コンクールは、

  • 地区大会
  • ブロック大会
  • 全国大会

の3ステージです。

各大会の日程と会場を表にしてまとめておきます。

 

地区大会とブロック大会は、

  • 会場での演奏
  • 動画撮影して提出

の2つの方法から選ぶことができます。

 

大会 日程 会場
地区大会 2023/11/4(土) 大阪:ドルチェ・アーティストサロン大阪
地区大会 2023/11/11(土) 東京:昭和音楽大学(ラ・サーラ・スカラ)
地区大会 2023/11/19(日) 兵庫:神戸市産業振興センター(ハーバーホール)
地区大会 2023/12/16(土) 東京:昭和音楽大学(ラ・サーラ・スカラ)
地区大会 2023/12/23(土) 福岡:大名MKホール
地区大会 2024/1/8(月・祝) 東京:渋谷ホール
ブロック大会 2024/2/10(土) 神奈川:みなとみらいホール(小ホール)
ブロック大会 2024/2/17(土) 兵庫:神戸市産業振興センター(ハーバーホール)
ブロック大会 2024/2/25(日) 東京:タワーホール船堀(小ホール)
全国大会 2024/5/5(日) 神奈川:神奈川県民ホール
全国大会 2024/5/6(月) 神奈川:神奈川県民ホール

 

部門別の参加料金

全日本管楽コンクールの参加料金は予選の地区大会とブロック大会、全国大会で違いがあるので、部門ごとに表にしてまとめておきました。

また、地区大会とブロック大会では、会場演奏と動画提出でも料金に違いがあります。

料金はすべて税込表示です。

部門 地区大会(会場) 地区大会(動画) ブロック大会(会場) ブロック大会(動画) 全国大会(会場)
小学生 12,100円 9,680円 14,850円 11,880円 17,600円
中学生 13,200円 10,560円 16,500円 13,200円 18,700円
高校生 14,300円 11,440円 17,600円 14,080円 19,800円
大学生・院生 15,400円 12,320円 18,700円 14,960円 20,900円
一般U30 13,200円 10,560円 16,500円 13,200円 18,700円
一般U55 13,200円 10,560円 16,500円 13,200円 18,700円
一般O56 13,200円 10,560円 16,500円 13,200円 18,700円
一般プロU30 15,400円 12,320円 18,700円 14,960円 20,900円
一般プロU55 15,400円 12,320円 18,700円 14,960円 20,900円
一般プロO56 15,400円 12,320円 18,700円 14,960円 20,900円

 

予選を会場演奏にした場合

全日本管楽コンクールの予選の地区大会とブロック大会で会場演奏を選択した場合の参加料金を表にまとめるとこちら。

部門 地区大会(会場) ブロック大会(会場) 全国大会(会場)
小学生 12,100円 14,850円 17,600円
中学生 13,200円 16,500円 18,700円
高校生 14,300円 17,600円 19,800円
大学生・院生 15,400円 18,700円 20,900円
一般U30 13,200円 16,500円 18,700円
一般U55 13,200円 16,500円 18,700円
一般O56 13,200円 16,500円 18,700円
一般プロU30 15,400円 18,700円 20,900円
一般プロU55 15,400円 18,700円 20,900円
一般プロO56 15,400円 18,700円 20,900円

 

予選を動画提出にした場合

全日本管楽コンクールの予選の地区大会とブロック大会で動画提出を選択した場合の参加料金を表にまとめるとこちら。

部門 地区大会(動画) ブロック大会(動画) 全国大会(会場)
小学生 9,680円 11,880円 17,600円
中学生 10,560円 13,200円 18,700円
高校生 11,440円 14,080円 19,800円
大学生・院生 12,320円 14,960円 20,900円
一般U30 10,560円 13,200円 18,700円
一般U55 10,560円 13,200円 18,700円
一般O56 10,560円 13,200円 18,700円
一般プロU30 12,320円 14,960円 20,900円
一般プロU55 12,320円 14,960円 20,900円
一般プロO56 12,320円 14,960円 20,900円

 

部門別の持ち時間(演奏時間)

全日本管楽コンクールの持ち時間は予選の地区大会とブロック大会、全国大会で違いがあるので、部門ごとに表にしてまとめておきました。

部門 地区大会 ブロック大会 全国大会
小学生 4分以内 5分以内 6分以内
中学生 6分以内 6分以内 8分以内
高校生 6分以内 7分以内 10分以内
大学生・院生 8分以内 8分以内 12分以内
一般U30 5分以内 5分以内 6分以内
一般U55 5分以内 5分以内 6分以内
一般O56 5分以内 5分以内 6分以内
一般プロU30 8分以内 8分以内 12分以内
一般プロU55 8分以内 8分以内 10分以内
一般プロO56 8分以内 8分以内 10分以内

 

予選の動画は持ち時間内にカットして提出する必要があります。

カットできるのは、

  • 演奏前の準備部分
  • 演奏後~撮影を止めるまでの部分
  • 持ち時間を超えた部分(例:持ち時間5分の場合、5:01~の部分)

になります。

 

つまり、持ち時間内で演奏中の部分はカット禁止です。

また、全日本管楽コンクールの全国大会ではチューニングも持ち時間に含まれます。

 

課題曲はなし

全日本管楽コンクールは課題曲がありません。

演奏は予選(地区大会、ブロック大会)、全国大会の3ステージのすべてで自由曲です。

あなたの得意な曲や好きな曲の中から選んで演奏することができます。

 

短い曲を選ぶ場合、持ち時間内であれば複数曲演奏しても構いません。

クラシック音楽以外の曲、楽譜が出版されていない曲、自作曲、複数の楽譜を組み合わせる編曲等は不可です。

 

エントリー方法

全日本管楽コンクールのエントリーの流れは、

  1. 公式サイトのエントリー受付ページからエントリー
  2. 参加料金の支払い
  3. 演奏動画を動画投稿フォームから提出

という3ステップです。

 

申し込み後のキャンセルや返金はできませんが、エントリー期間内であれば、申し込み内容の変更や訂正は可能です。

 

審査方法

全日本管楽コンクールでは、楽器ごとに順位を付けることはせず、各部門ごとに審査をして総合順位を発表します。

 

地区大会やブロック大会で動画提出を選択した場合

  1. 楽器演奏を撮影して、YouTubeにアップロード
  2. 動画URLを動画投稿フォームから提出

という審査方法になります。

 

地区大会で会場演奏を選択した場合

会場で演奏する様子を全日本管楽コンクール側で撮影収録します。

後日、収録した動画を審査員が審査します。

 

ブロック大会で会場演奏を選択した場合

対面審査になるので、会場で演奏する様子をその場で審査員が審査します。

 

全国大会の場合

全日本管楽コンクールの全国大会は、収録審査と対面審査があります。

  • 会場で演奏する様子を全日本管楽コンクール側で撮影収録した動画で後日行う審査(収録審査)
  • 会場で演奏する様子をその場で当日行う審査(対面審査)

の2つの方法での審査になります。

 

動画投稿の撮影方法・録音方法

全日本管楽コンクールの予選で動画撮影

全日本管楽コンクールの予選で動画を提出する際の撮影方法・録音方法、注意点などを書いておきます。

 

使用楽器

使用楽器は、

  • フルート
  • オーボエ
  • クラリネット
  • サックス

の4種類です。

 

撮影場所

撮影場所は、自宅や普段レッスンで使用している教室、レンタルスタジオ、ホールなど、自由です。

できるだけ雑音が入りにくい環境で撮影することをおすすめします。

 

撮影機材・録音機材

撮影機材はスマホでもOK。

その他、ビデオカメラやタブレットを使って撮影しましょう。

録音機材については専門的な機材を用意する必要はなく、内蔵のマイクでかまいません。

 

演奏撮影時の注意点

全日本管楽コンクールに提出する演奏動画を撮影する時は以下の点に注意する必要があります。

  • カメラのセッティングと構図
  • 個人情報
  • 演奏

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

カメラのセッティングと構図

ビデオカメラを使う場合は大丈夫だと思いますが、スマホで撮影する時はスマホ用の三脚を使って固定しましょう。

スマホで撮影する時はスマホ用の三脚を使って固定

カメラの向きに指定はないので、縦撮影でも横撮影でもどちらでも大丈夫。

 

演奏動画を撮影する時は、演奏者の頭から足の先まで全身が映っているのが推奨構図です。

ただ、広いスペースが取れない場合は、最低限、演奏者の顔と手元が映るように撮影する必要があります。

フルート演奏動画の撮影構図

 

もし、スマホ用の三脚を持っていない場合は、ミニ三脚がおすすめ。

 

フレキシブルタイプなら近くのスチールラックに巻き付けて使うこともできます。

 

音質については基本的にスマホ内蔵のマイクで問題ありませんが、「少しでも綺麗な音で収録したい」という場合は、スマホに取り付けられるマイクキットがおすすめです。

Comicaのスマホマイクキットならミニ三脚もセットになっています。

 

個人情報

全日本管楽コンクールに提出する演奏動画を撮影する際には、名前などの個人情報が分かるものは映らないように注意してください。

また、演奏前のお辞儀や名前、曲名の申告は不要です。

 

演奏

予選の演奏動画では暗譜での演奏を推奨していますが、楽譜を見ながらの演奏でもエントリーできます。

全日本管楽コンクールの予選については演奏時の服装は自由なので、演奏しやすい服装で撮影にのぞみましょう。

持ち時間内(制限時間内)であれば、1本の動画に複数の曲を演奏しても構いません。

 

動画提出の締め切り

全日本管楽コンクールの予選は地区大会、ブロック大会と進んでいくので、それぞれエントリー動画の提出締め切り日が違います。

  • 地区大会のエントリー(動画提出)期間:2023年9月1日~2024年1月31日
  • ブロック大会のエントリー(動画提出)期間:2024年2月10日~2024年2月28日

全日本管楽コンクールにエントリーするための動画は時間に余裕をもって提出しましょう。

 

全日本管楽コンクールはレベルが高い人ばかリじゃない!実力試しにエントリー

受験前や就職前の学生であれば、今まで練習をしてきた管楽器の実力試しにエントリーしてみてはいかがでしょうか?

プロとして活躍している演奏家に審査してもらえる機会はなかなかありませんからね。

 

「コンクールに出てみたい」という気持ちが強いなら、エントリーしてみる価値はありますよ。

結果がどうであれ、挑戦することに意味がありますから、出て損はありません。

頑張ってくださいね。応援しています。

 

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実力試しに